交通新聞社 電子版

交通ニュース・アイ 公共交通再生の救世主!? 「公共ライドシェア」 鉄道事業者が参画する千葉と茨城のケース

2025.04.09
㊤房総ライド出発式で新しい移動手段をアピールする藤田関東運輸局長(左から三人目)ら(南房総市・館山市提供)㊦タブレットの画面例。呼び出しを受けると画面にプロット表示される

 国が交通空白地帯解消に向けて力を入れる施策の一つに「ライドシェア」があります。一般ドライバーが自家用車を利用して有償(有料)で旅客を運ぶ移動手段で、自治体が中心になる場合は「公共ライドシェア」(自家用有償旅客運送)と呼ばれます。

 公共ライドシェアで散見されるのが鉄道事業者が参加するケース。