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東急不動産など　東京・原宿「ハラカド」開業

2024.04.23 民鉄・公営・三セク 施設・機器
記念撮影を行う星野社長（左から２人目）、山村社長（同３人目）ら＝東急不動産提供＝

　東急不動産と東京地下鉄（東京メトロ）が整備を進めてきた東京・原宿の神宮前交差点の商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」が１７日、開業した。東急不動産は原宿・神宮前エリアを世界に向けた文化創造・発信拠点とするためのまちづくりに注力。新しい体験価値を享受できる「創造施設」を掲げるハラカドがその核となる。

　建物は鉄骨造り・鉄筋コンクリート造り地上９階・地下３階建て。敷地面積約３０８５平方㍍、延べ床面積約１万９９４０平方㍍。感度の高いヒト・モノ・コトと「出会う」「つながる」「体験する」「楽しむ」を掛け合わせた仕掛けや、チャレンジマインドあふれる個性的な全７５店舗（オープン予定も含む）が集う。

　開業に合わせて、交差点向かいの「東急プラザ表参道原宿」を「東急プラザ表参道『オモカド』」へ改称。東急不動産では２施設合わせて年間約１５００万人、ハラカド単体で約１０００万人の来場を想定している。

　同日はオープニングセレモニーが行われ、星野浩明東急不動産社長、山村明義東京メトロ社長、長谷部健東京都渋谷区長、ハラカドの開業を記念したショートフィルムに出演する音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」の詩羽さんが出席。

　星野社長は「ハラカドとオモカドが一体となって、エリア全体で新しいカルチャーを創造・発信する力を強めていくことを期待している」とあいさつ。山村社長は「東西に副都心線、ケヤキ通り沿いに千代田線が走り、交差点に四方八方から人が集まる。新しいことが始まる拠点を盛り上げていきたい」と述べた。

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