交通新聞社 電子版

ＪＲ北海道・東急　「北海道クルーズトレイン」５年目の運転　８～９月に全９回

2024.04.15 JR北海道 営業・事業・車両
５年目の運転が決まった「北海道クルーズトレイン」

　ＪＲ北海道と東急は今年も８月から９月にかけて、デビュー５年目を迎える道内周遊列車「ＴＨＥ　ＲＯＹＡＬ　ＥＸＰＲＥＳＳ　～ＨＯＫＫＡＩＤＯ　ＣＲＵＩＳＥ　ＴＲＡＩＮ～」（北海道クルーズトレイン）を運転する。５年の節目を記念した特別プランなど、道東や道北方面を３泊４日、４泊５日で巡る３プラン、全９回を設定。北海道クルーズを通して観光振興、地域活性化に貢献する。

　今回も東急の観光車両５両を北海道まで回送して実施。東急がツアー全般を担い、ＪＲ北海道がディーゼル機関車２両で電源車を含む６両編成のけん引を担当する。各地の名宿ステイや観光を組み合わせた行程を専用バスも交えて展開する。

　

　ネイチャーツアー屈斜路湖で開催

　５周年記念プラン「ＨＯＫＫＡＩＤＯ　５ｔｈ　ＡＮＮＩＶＥＲＳＡＲＹ　ＣＲＵＩＳＥ」は、道東を巡る新千歳空港集合の４泊５日（８月２９日、９月５日発）。２人１室時基本料金１人１０４万円。初日のコンサートに始まり、翌日からクルーズトレインに乗車。追分―白糠、釧路―網走、北見―旭川、旭川―札幌間で列車旅を楽しみ、ほかの駅間や宿、スポットまでは専用バスがつなぐ。見どころは、屈斜路湖ネイチャーツアー（選択制）、「山紫水明」シリーズ貸切列車乗車（旭川―中富良野間）、美瑛トウモロコシ収穫特別体験など。

　１年目から提供する道東を巡る好評プラン「ＨＯＫＫＡＩＤＯ　ＣＲＵＩＳＥ　ＴＲＡＩＮ」は、一部内容を刷新しつつ今回も３泊４日（８月２、９、１６、２３日発）で設定する。同１人８５万円。同トレインには、札幌―帯広、釧路―摩周、川湯温泉―網走、北見―旭川、旭川―札幌間で乗車。専用バスも使い、十勝の温泉や美瑛、富良野の名所を巡る。

　稚内を訪ねる昨年からのプラン「ＨＯＫＫＡＩＤＯ　日本最北端の旅」も、引き続き３泊４日（９月１３、２０、２７日発）で催行する。同１人８８万円。トレイン乗車区間は、往路が札幌―旭川、和寒―南稚内間、復路が豊富―旭川、旭川―札幌間。見どころは宗谷岬訪問、利尻富士も望む海岸線のバス観光など。

　定員は各回１５組３０人。専用ホームページ、郵送で５月１６日まで申し込みを受け付け、抽選販売する。２回以上のリピーターが対象の先行受け付けは今月２５日まで。

検索キーワード：東急

317件見つかりました。

61〜80件を表示

<

>