東急バスなど 東京都「バイオ燃料活用における事業化促進支援事業」事業者に
東急バスと東京都市大学(東京都世田谷区)、ユーグレナ(同港区)は、都が公募する「バイオ燃料活用における事業化促進支援事業」の事業者に選定された。3者が産学連携で協働し、バイオ燃料をきっかけに「環境に関する利用者負担」の在り方を調査。環境負荷が少ない公共交通機関の普及に向けた制度の検討を進めていく。
都では、電力の「HTT」(減らす・創る・蓄〈た〉める)を推進するとともに、「ゼロエミッション東京」の実現に向けた対策を進めており、環境負荷の少ないバイオ燃料を活用した車両や船舶、航空機などの事業化に向けた取り組みを支援している。
今回の事業名称は「産学連携による混合バイオ燃料の普及事業」。取り組み概要は▽路線バス約150両のバイオ燃料を活用した運行▽バイオ燃料への関心や環境低負荷への意識調査▽同大学を中心にしたバイオ燃料の内容を織り込んだ環境に関する講座の展開――など。実施期間は今月から2025年3月まで。
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