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小田急 電動キックボードで観光周遊促進 秦野市で実証実験

2024.01.30

 小田急電鉄は、同社が参画する「鉄道横断型社会実装コンソーシアムJTOS(ジェイトス)」の取り組みとして、神奈川県秦野市で電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」を使った実証実験を行っている。3月31日まで。

 JTOSは、小田急とJR東日本スタートアップ、東急、西武ホールディングスの4社が昨年9月に立ち上げた。昨年秋からLuup(東京都千代田区)との共創で、各社が東京都あきる野エリア(昨年12月まで)、大分県別府エリア(継続中)、埼玉県秩父エリア(同)で周遊観光活性化に向けた実証実験を開始していた。

 小田急は、小田原線秦野駅北口にLUUPのポート(電動キックボード5台)を設置。秦野は勾配があり、レジャースポットが点在するエリアで、区間や時間などの利用データを収集し、キックボードが観光需要促進につながるかどうかを検証する。利用時間は7~19時、1時間500円。

 地域活性化の取り組みを行う「ココハダLAB」(秦野市)と連携した観光ツアーなども計画する。

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