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東急・相鉄アーバンクリエイツ 複合施設「Vlag yokohama」6月開業

2024.02.02
㊤イベントスペースのイメージ㊦ロゴマーク(東急提供)

 ザヨコハマフロント 未来へ取り組む場に

 東急と相鉄アーバンクリエイツは今年6月、3月に竣工(しゅんこう)予定の「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」の建物「THE YOKOHAMA FRONT(ザ ヨコハマ フロント)」最上階に、複合施設「Vlag yokohama(フラグヨコハマ)」を開業する。42階の高層階に、イベントスペースや会員制ワーキングラウンジ、カフェ・バー、プライベートオフィスを整備。利用者が互いに刺激を受けながら、組織や立場を超えて未来に向けた取り組みを行うことができる場を創出する。

 建物は横浜駅に近接する鶴屋町地区(敷地面積約6690平方㍍)に建設。鉄筋コンクリート造り・一部鉄骨造り地上43階・地下2階建て、延べ床面積約7万9330平方㍍。高さは約178㍍。

 日本初認定の「国家戦略住宅整備事業」として、産業の国際競争力強化や国際的な経済活動拠点形成のため、都心部の住宅整備を図るもので、レジデンスのほか、ホテル、サービスアパートメントなどが入る。

 複合施設は、42階のフロア全体(約1000平方㍍)を東急と相鉄アーバンクリエイツが共同で運営。コンセプトに「未来の兆し(=Vlag)溢(あふ)れるクリエイティブラウンジ」を掲げ、イベントスペース「Vlag yokohama Hall&Studio」と会員制ワーキングラウンジ、プライベートオフィス、会員以外も利用できるカフェ・バーで構成する。

 このうち、イベントスペースは、全面ガラス張りの眺望が楽しめる開放的な雰囲気のホールで、セミナーや交流会といった幅広い用途の利用に対応。キッチン付きのスタジオでは、食に関連したイベントも開催できる。3月から予約受付を開始する予定。

 会員制ワーキングラウンジは、地上160㍍からの景色を眺めながら思索したり、仲間と対話するなど、思い思いに利用できる。約2000冊の書籍を自由に閲覧でき、毎月さまざまな新刊を提供する。

 カフェ・バーは、フレキシブルなオールデイダイニング・バーで、居住者以外も利用可能。プライベートオフィスは、スタートアップ企業や、企業のプロジェクトチームの入居を想定した約20~28平方㍍。家具付き、インターネット開設済み。法人登記も可能。

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