交通新聞社 電子版

日本機械学会 総合車両製作所(J―TREC)横浜事業所を訪問

2024.08.15
車両製造ラインを見学する日本機械学会会員(日本機械学会提供)

 〝オールステンレス車両〟会員らが知見深める

 日本機械学会はこのほど、会員向けイベントの一環としてJR東日本グループの総合車両製作所(J―TREC)横浜事業所(横浜市金沢区)を訪れた。8月7日の「機械の日」に合わせて企画されたもので、「オールステンレス車両」をテーマにした講演会参加、同社最新の車両製造ラインなどを見学した。会員36人が参加した。

 J―TRECによると、日本では旅客車両(特急車両除く)の約6割がステンレス車両で、日本各地で運用されているという。1958年に当時の東急車輛製造によって日本初のステンレス車両「東京急行電鉄5200系」を開発。「ステンレス鋼製車両 東急5200系と7000系」は「機械遺産第51号」として2012年に認定されている。

 講演会では鈴木久郎氏と浅賀哲也氏が、「オールステンレス車両60年のあゆみ」をテーマに、オールステンレス車両の導入から現在に至る60年間の発展を解説。技術革新や製品の改良についての具体的な事例も紹介した。その後の事業所見学では、車両製造ラインや歴史記念館を見学し、知見を深めた。

検索キーワード:東急

299件見つかりました。

161〜180件を表示

<

>