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西鉄 自走式駅案内ロボットの実証実験 15日から

2023.12.14
自走式駅案内ロボット「temi」のイメージ(西日本鉄道提供)

 西日本鉄道はあす15日から、天神大牟田線西鉄福岡(天神)駅で自走式駅案内ロボット「temi」の実証実験を行う。来年1月12日まで。

 従来の案内や管理業務を自動化し、効率的な駅の運用を目指す次世代ステーション化に向けた取り組みの一環で、駅務スタッフの業務軽減、きめ細やかな接客対応の実現を図る。同社鉄道施設への自走式ロボットの導入は初めて。

 ロボットは米国のtemi社製で、幅35㌢×奥行き45㌢×高さ100㌢、重量12㌔。10・1インチのタッチパネルを備え、自走速度は最大秒速1㍍。同駅北口コンコースに1台導入する。

 駅利用者がタッチパネルを操作することで、西鉄電車や他の公共交通機関に関する問い合わせ対応、ロッカー、トイレなどの施設案内を多言語で行うほか、コンコース内を自走して利用者を誘導することもできる。稼働時間10~16時。

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