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西鉄 25年春開業の「新福岡ビル」にワーカー向け食堂を開設

2024.03.28
ワーカー向け食堂のイメージ(西日本鉄道提供)

 〝天神在勤者の食〟を支援

 西日本鉄道は、福岡市中央区天神地区に2025年春開業予定の「新福岡ビル(仮称)」に、ワーカー向け食堂を開設すると発表した。同地区における再開発の進展によりワーカーの増加が見込まれることから、豊かな食環境でサポートする。

 食堂は、地上19階建て同ビルの5階フロアの一部に入居。店舗面積約460平方㍍で、同地区最大級の約200席を備える。同市を中心にイタリアンレストランや学生食堂などを運営するリングラッツェ(同市)が、運営ノウハウを提供し、料理の調理・提供を担う。

 コンセプトは「天神ワーカーのビジネス&ライフパフォーマンスを高め、新たな創造力づくりを食と交流でサポートする食事業」。ランチタイムは食堂機能として営業し、夕方以降は夕食前の〝ちょい飲み〟ニーズなどに応える場を提供する。

 店内は、多様な人々が楽しめる「オムニバス食堂」をデザインコンセプトに、ゾーンごとに特徴を持たせた内装を施し、昼間は明るくにぎやかに、夜は落ち着いた空間を創出。大通りに面した部分にテラス席も設ける。

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