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西鉄 Shizen Connectと資本業務提携

2024.07.19

 西日本鉄道は9日、VPP(Virtual Power Plant、仮想発電所)プラットフォームやエネルギー管理システムの開発・運用などを手掛けるShizen Connect(シゼンコネクト・東京都中央区)と資本業務提携を締結したと発表した。締結日は5月23日付。

 シゼンコネクトは、自然電力(福岡市)の100%子会社で、エネルギー管理システム「Shizen Connect」により、多様なメーカーの蓄電池などのエネルギー機器を制御するほか、AI(人工知能)を用いた電力市場価格や需要量の予測、最適な充放電計画策定などの機能を提供し、VPPの社会実装を推進している。

 両社は、西鉄と自然電力が出資する西鉄自然電力の太陽光発電による蓄電池や系統用蓄電池の制御・運用で既に連携しているが、この事業における連携を拡大させるとともに、モビリティー領域での事業創出など新たな取り組みを進め、再生可能エネルギーの普及や電力供給の安定化への貢献を目指す。

 資本提携は、シゼンコネクトが発行する新株予約券付社債を西鉄が取得。提携する業務内容は▽系統用蓄電池事業の連携拡大▽再エネ併設型蓄電池の制御▽商用EV(電気自動車)の充放電制御▽西鉄グループのアセットを活用したVPP構築。

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