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鉄道博物館 「鉄道写真家・南正時作品展 Lの時代、国鉄特急、大集合!」

2024.06.19
「こだま」ゆかりの181系特急「とき」 上越線渋川~敷島 1979(昭和54)年4月(鉄道博物館提供)

 さいたま市の鉄道博物館は7月6日から、本館2階のスペシャルギャラリー1で、新収蔵資料展「鉄道写真家・南正時作品展 Lの時代 国鉄特急、大集合!」を開催する。半世紀にわたる活動を通じて〝鉄道写真〟というジャンル確立に貢献した南氏からの寄贈作品展第4弾。今回は1970~80年代末の特急列車を中心に約90点を展示する。JR東日本、さいたま市の後援。入館料のみで鑑賞可能。9月23日まで。

 運転本数の多い昼行の在来線特急は当時、「L(エル)特急」の愛称で親しまれた。会場では、南氏の作品を「全国を走った特急列車たち」など5テーマに分けて展示。作品鑑賞の参考となる特急列車の車両形式や愛称、運転区間の変遷のほか、ブームを引き起こした絵入りトレインマークについても収蔵資料で紹介する。

 期間中は特別イベントとして、南氏本人による展示作品ガイドツアー(7月6、7日、8月3日)やトークショー(8月4日、9月23日)、車両ステーションのクハ181形車内で当時の車内放送や走行音を流すスペシャルトークショー(9月22日)を実施。自分がデザインしたトレインマークで缶バッジを作るワークショップ(7月14、15日、9月15、16日)、親子対抗クイズ大会(8月14、15日)もある。

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