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JR東日本 「2023年度鉄道技術フォーラム」 4年ぶりにJRホールでも実施

2024.02.20
「2023年度鉄道技術フォーラム」

 JR東日本東京建設プロジェクトマネジメントオフィス(東京建設PMO)と電気システムインテグレーションオフィス(電気SIO)は1月29日から今月9日まで、「2023年度鉄道技術フォーラム」を共同で開催した。20~22年度に続いてオンラインでも行ったほか、8日には4年ぶりに本社ビル内のJRホールで開催された。

 期間中に常時配信した一般展示では、「DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進・BIM(ビルディングインフォメーションモデリング)活用~新技術の導入と推進~」「プロジェクト紹介~新しい価値創造~」「技術開発紹介~技術の進化と変革~」の三つのテーマの中から計76件の動画付きコンテンツを展開。新技術の活用や、技術開発の取り組み、成果などを紹介した。

 また、8日のJRホールでは、同社や各メーカー、施工会社、鉄道事業者などから事前登録した約500人が来場。「未来へ向けたモードチェンジ~DX・新技術による新たな価値創造~」をコンセプトに、同社が推進するプロジェクトや技術開発の状況などを詳しく説明した。

 現在は駅ごとに設計する必要がある継電連動装置について、一部の論理の共通化を実現したことで、設計や製作にかかる工期の削減を可能にした「パッケージ継電連動装置」や、3Dモデルをクラウド上で作成・共有するシステム「JRE―BIM」を活用した、京葉線幕張豊砂駅や新潟駅付近高架化事業などの事例が展示され、注目を集めた。

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