いわて観光キャンペーン推進協議会 24年1月1日から「しあわせな予感♥いわて冬旅キャンペーン」
岩手県と盛岡市、県内各自治体、JR東日本盛岡支社などで組織する「いわて観光キャンペーン推進協議会」は20日、2024年1月1日~3月31日に観光キャンペーン「しあわせな予感♥いわて冬旅キャンペーン」を開催すると発表した。期間中、同県の自然・絶景、歴史・文化、食など同県の魅力を生かして、観光事業者などと共にプロモーションを展開。首都圏からの誘客や県内周遊の促進などを図る。
同キャンペーンは、JR東日本が来年1~3月に同県を冬の重点販売地域に指定したことを受けて実施する。キャッチコピーは「きっと知らない冬がある、いわて。」。開催エリアは同県全域。
「ぬくもりがある、どこか懐かしい岩手」をコンセプトに、内陸地域の温泉やスノーリゾート、三陸沿岸の冬の味覚や絶景など、各エリアの特色ある観光コンテンツを用いて、内陸地域の滞在型観光や内陸から沿岸への周遊観光を提案する。
主要駅などでポスターを掲出するほか、12月23日には盛岡駅でオープニングセレモニーを行う。来年1月に上野駅で開催する「いわて産直市」では観光PRブースを出展。また、1月1日~2月29日に「新幹線で行く♥いわて冬旅X投稿キャンペーン」を実施。県内各駅に停車する新幹線を利用した上で、県内の観光素材・イベントなどに参加してX(旧ツイッター)に投稿すると、抽選で110人に同県産品をプレゼントする。
今月20日には盛岡市内で同協議会の本年度第2回総会が開かれ、達増拓也会長(岩手県知事)、久保公人副会長(JR東日本執行役員・盛岡支社長・同支社鉄道事業部長)ら関係者が出席。
達増会長は「地元の人でもやったことのない企画など、いろいろな体験企画を取りそろえている。県外から来る人にとっては、一生の思い出となること請け合いだと思う」、久保副会長は「オープニングセレモニーと併せて、同日からは新観光列車『ひなび(陽旅)』がデビューする。移動手段としてこの列車を利用するだけでなく、乗ること自体が目的になることを目指している。地域の方々と一緒になって魅力的な旅を提案していきたい」と、それぞれキャンペーンへの抱負を述べた。
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