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JR横浜支社 鶴見線E131系新型車両 12月24日から営業運転開始

2023.11.06
12月24日から営業運転を開始する鶴見線E131系新型車両(JR横浜支社提供)

 JR東日本横浜支社は1日、鶴見線に投入するE131系新型車両について、12月24日から順次、営業運転を開始すると発表した。1編成3両で、本年度中に8編成24両を導入し、現在の205系を全て置き換える。投入線区は鶴見線鶴見―扇町・大川・海芝浦間。

 車体はステンレス製で、車体幅は205系の2800㍉とほぼ変わらない2778㍉(ストレート車体)。1人当たりの座席幅は205系より約25㍉広い460㍉として低座面化し、空調装置を改善するなど車内の快適性を向上させた。

 車体前面と側面にはフルカラーの行き先表示器を備え、車内には17インチ大型ディスプレーを設置して情報提供を充実。客室内防犯カメラ設置や非常通話装置増設、線路設備状態監視機能の搭載(1編成のみ)など、安全・安定性の向上も図られている。また、車両側面に乗降確認カメラを設置し、準備が整い次第、ワンマン運転に移行する。

 同日に同支社内で開かれた定例会見で、宮田久嗣執行役員・横浜支社長・同支社鉄道事業部長は「新造車両なので快適にご利用いただけると思う」と期待を寄せた。

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