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ジェフ千葉 「鈴木大輔選手のこよなく愛する鶏のから揚げ弁当」 オレンジページが監修

2024.06.26
弁当のサンプルを試食する鈴木選手

 サッカーJリーグのジェフユナイテッド市原・千葉は、鈴木大輔選手がプロデュースした弁当を販売する。JR東日本グループのオレンジページが監修し、千葉県富里市で収穫された規格外野菜を活用したもので、廃棄食材を減らしSDGs(持続可能な開発目標)の達成につなげる。

 

 母の味を再現

 「鈴木大輔選手のこよなく愛する鶏のから揚げ弁当」の内容は、しょう油味ベースのから揚げ、卵焼き、富里産のニンジンのきんぴら、小松菜とじゃこのふりかけ。鈴木選手が少年時代、サッカーの練習に行く際に母親に作ってもらった弁当を再現した。

 メニュー考案に当たり、日ごろ食事管理を徹底する鈴木選手に対して、オレンジページ担当者が「本当はたくさん食べたい、大好きなおかず」をテーマにヒアリングを行ったという。食材の調達は富里市とJA富里市(富里市農業協同組合)が協力する。

 鈴木選手は「この取り組みがきっかけとなり、形や規格にこだわらず、おいしい野菜が流通するようになればと思う」、オレンジページ担当者は「鈴木選手の思い出の味だけでなく、(子ども食堂への訪問やフードドライブなど)これまでの食に関するクラブの活動やその趣旨もメニューに反映させた」と話している。

 弁当は、30日にフクダ電子アリーナ(千葉市)で開催されるJ2リーグ第22節・ジェフ千葉対鹿児島ユナイテッドFC戦に合わせて販売。1300円。300食限定。今後もジェフ千葉は、廃棄食材の減少やSDGsの達成を目指し、選手プロデュースの弁当を企画していく。

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