交通新聞社 電子版

墨滴 2月8日付

2024.02.08

 東京湾岸部を走る40㌔余りの沿線に、サッカーJリーグのジェフユナイテッド市原・千葉などのスポーツチームの本拠地がひしめくJR京葉線。これだけ〝本拠地密度〟の高い鉄道路線は全国的に見ても珍しい▼これらのうち6チームが参加するJR東日本千葉支社の連携プロモーション「KEIYO TEAM6」に先月、新たな3チームが加わり「KEIYO TEAM6+(ケイヨウチームシックスプラス)」として始動した▼6チーム時代は、選手のプレーシーンなどをあしらったラッピングトレインの運行や沿線商業施設でのスタジアムグルメの販売、選手による車内放送などのプロモーションを展開。スポーツによる沿線地域活性化に貢献してきた▼今後は各チームのホームゲームの盛り上げ企画や、交通広告媒体でのビジュアルプロモーション、スマートフォンアプリ「京葉線プラス」での選手らのクロストーク掲載など、取り組みの幅をさらに広げていく。各チームの代表者らは、競技の枠を超えた連携と各チームの魅力の発信、競技間・ファン同士の交流促進など一層の活性化を誓った▼さまざまなスポーツと触れ合う環境が身近にあれば、子どもたちの夢を育て、人生の選択肢や楽しみを増やす種にもなる。それぞれのチームと競技、沿線資源を生かしたプロモーションの新たな展開を応援したい。

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