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JR東日本 中野駅「NAKANO stand」開発への貢献 首都圏本部5機関をマーケティング本部長表彰

2024.09.27
中川本部長(前列右から2人目)と受賞箇所の代表者ら=JR東日本提供=

 JR東日本は24日、中央線中野駅南口改札外に今年6月に開業した「NAKANO stand(ナカノスタンド)」の開発に貢献したとして、首都圏本部の中野営業統括センター、東京建築設備技術センター、新宿建築フィールドセンター、鉄道事業部電気ユニット、新宿電力設備技術センターに対するマーケティング本部長表彰を本社内で行った。

 NAKANO standは、「Beyond Stations構想」の一環として開発したスペース。みどりの窓口、ニューデイズ、まちの情報や地方の魅力を発信する「standスペース」の3機能が一体となり、まちや暮らし、地域・地方とつながる新拠点となっている。

 開発に当たって「運営ワーキング」を立ち上げ、効率的な運営オペレーションの構築や設備配置をはじめ、輸送サービス、生活サービス、IT・Suicaサービスの3事業の複合による相乗効果の創出に挑戦。スペースをフレキシブルに最大限活用できるレイアウトや仕組みなど、現業機関主体で関係機関と連携した体制を構築して課題解決を図り、3事業の融合と連携を実現した取り組みが他機関の模範となることなどが高く評価された。

 式では、中川晴美常務・マーケティング本部長が「(開発に当たり)ハード面とソフト面で多大な苦労があったと思うが、デザイン性、安全性、メンテナンス性、オペレーションを考慮した系統やグループ会社横断により新しい価値を創造した。ぜひ苦労した内容を当社内に水平展開してほしい。トッププライオリティーである安全を大切にしながら新たな取り組みを現場主導で進めたことは素晴らしい」とたたえた。

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