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ＪＲ東日本　「ＴＡＫＡＮＡＷＡ　ＧＡＴＥＷＡＹ　ＣＩＴＹ」工事現場を報道公開

2024.03.08 JR東日本 予定・計画・施策
㊤順調に建設工事が進む「THE LINKPILLAR 1」（手前がＳＯＵＴＨ、奥がＮＯＲＴＨ）㊦整備中の高輪ゲートウェイ駅前広場

　４街区５棟、順調な工事　２５年３月下旬まちびらきへ

　ＪＲ東日本は６日、２０２５年３月下旬にまちびらきを控える「ＴＡＫＡＮＡＷＡ　ＧＡＴＥＷＡＹ　ＣＩＴＹ」の工事現場を報道陣に初めて公開した。約９・５㌶の開発区域は４街区に分かれ、全５棟の建物や歩行者空間などを整備。工事は予定通り順調に進んでいるという。

　同シティのうち、来年３月に開業するのは、山手・京浜東北線高輪ゲートウェイ駅前のツインタワー「ＴＨＥ　ＬＩＮＫＰＩＬＬＡＲ　１　ＮＯＲＴＨ／ＳＯＵＴＨ（ザ　リンクピラー　ワン　ノース／サウス）」の２棟と同駅周辺。その他の棟と各棟周辺エリアは２５年度中に開業する。

　ＳＯＵＴＨ（地上３０階・地下３階建て）は、低層部にＭＩＣＥ（国際会議、研修、招待旅行）施設や商業施設、中層部はオフィス、高層部にラグジュアリーホテル「ＪＷマリオット・ホテル東京」が入る。

　ＮＯＲＴＨ（地上２９階・地下３階建て）は、低層部に商業施設、中層部のオフィスにはＫＤＤＩがメインテナントとして入居、２８、２９階は約６６００平方㍍のボタニカル・ルーフトップ空間を整備する。

　この日公開されたＳＯＵＴＨ１４階のオフィスフロアは、天井高が２・９５㍍あり開放的。大きな窓からはレインボーブリッジや東京タワー、品川駅の眺望が楽しめる。眼下では約６５００平方㍍に及ぶ駅前広場の整備が進んでおり、完成後は駅と直結する。

　工事はＳＯＵＴＨ、ＮＯＲＴＨとも地下は躯体（くたい）が完成し、地上部分は高層部まで鉄骨が組み上がり、内装工事が進められている。同シティのエリア全体でも予定通り進捗（しんちょく）しているという。

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