JR首都圏本部・渋谷区 落書き対策で協定締結
JR東日本首都圏本部と東京都渋谷区は13日、鉄道施設の落書き対策で協定を締結した。落書き消去や再発防止策となる壁画の制作を迅速に行うことが可能になると期待される。
同区内の落書きは2021年時点で約2万3000平方㍍と推定され、特に渋谷駅や恵比寿駅周辺のJR施設で多発している。同区が主体となり落書き消去を実施してきたが、これまでは消去の許可申請が必要で、消去までに2カ月程度かかり、その間に新たに落書きされることも多かった。
協定では、現場を調査した同区が落書きの消去と壁画制作の予定を事前に連絡。帰宅困難者対策の一助として、一時退避場所の位置をアート性あふれるデザインの「矢印サイン」で描き、避難行動を促す「シブヤ・アロープロジェクト」の壁画を制作する。落書きの状況にもよるが、消去まで4~6週間のスピードアップが可能になるという。本年度中に3カ所で壁画を制作する予定。
同区役所で行われた締結式には、小川治彦JR東日本常務執行役員・首都圏本部長・首都圏本部鉄道事業部長と、長谷部健渋谷区長が出席し、協定書に署名した。
小川本部長はあいさつで「落書き対策と帰宅困難者対策という非常に難しい課題を『アートの力』で解決しようという画期的な取り組み。アローという矢印でスタイリッシュに飾ることは、世界の先端を行く渋谷ならではといえる。当社としてもスピーディーに落書きに対処できることから今後も協力していきたい」と期待を寄せた。
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