交通新聞社 電子版

JR東日本グループ会社監査役業務研究会 「2024年新春セミナー」

2024.02.22
あいさつする成田代表幹事

 JR東日本グループ会社監査役業務研究会の「2024年新春セミナー」が16日、JR東日本本社ビル内のJRホールで開催された。喜㔟陽一JR東日本副社長・マーケティング本部長と、堀雅通交通経済研究所理事・客員研究員の講演が行われ、会員49社53人のほかJR東日本取締役監査等委員らが聴講した。

 冒頭、代表幹事の成田博ビューカード常勤監査役は「新型コロナ第10波の到来やインフルエンザの流行など注意を怠れない状況だが、日常生活や企業活動はかなり正常に近づいてきている。当会の活動も本来の目的を追求できる状態に戻りつつあることをうれしく思う」とあいさつした。

 喜㔟副社長は「JR東日本グループの新しい時代に向けて」と題して登壇し、グループ経営ビジョン「変革2027」、組織再編などの取り組み状況に言及。その上で「収益のトップラインを伸ばすことにこだわってほしい。今後はビジネスユニットという形で経営を行い、キャッシュフローを最大化していく。グループ会社との『融合と連携』も進めていく」などと述べた。

 続いて、堀氏が「鉄道152年―近代知識人の鉄道利用」をテーマに講演。鉄道の創業・発展期に活躍した福沢諭吉や井上円了らに焦点を当て、彼らが残した記述を基に知られざるエピソードを紹介した。

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