交通新聞社 電子版

JR東日本東京建設PMO、上信越建設PMO 第32回「環境・景観デザイン賞」を決定

2024.01.12
谷口俊一執行役員・東京建設PMO所長(前列右から2人目)と最優秀賞、エコタル賞の受賞者=JR東日本提供=

 JR東日本東京建設プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)と上信越建設プロジェクトマネジメントオフィスは、両PMO実施のプロジェクトや技術開発を対象に、環境保全の実現や、周辺環境・地域と一体となった景観の創造に貢献した箇所を顕彰する第32回「環境・景観デザイン賞」を決定した。

 環境デザイン部門(応募19件)の最優秀賞は「鉄骨工事における電炉材活用による脱炭素社会への貢献」(東京建設PMOプロジェクト推進建築Ⅰユニット〈総武・東北開発〉、同駅まちづくりユニット〈建築戦略〉、東京工事区)が受賞。新小岩駅南口駅ビル工事に当たり、約37・8%の鋼材を鉄スクラップ主材料の電炉材に置き換え、二酸化炭素(CO2)排出削減量は679・6㌧に上った。

 景観デザイン部門(同8件)の最優秀賞は「史跡指定区域(江戸城外堀跡)の復元に伴う公園整備 駅を拠点に、史跡を感じる魅力的なまちづくり」(東京建設PMOプロジェクト推進土木Ⅰユニット〈山手〉、上野工事区)。飯田橋駅工事での土塁復元や、江戸・明治時代の景観を再現した植栽などが評価された。

 また、ESG経営実践の好事例を対象とした「エコタル賞」は、新潟連立(信越線新潟駅付近)での「発生軌道材料の再利用による環境負荷軽減の取組み」(上信越建設PMO上信越ユニット〈新潟連立〉、新潟工事区)が選ばれた。

検索キーワード:JR東日本

3,626件見つかりました。

3601〜3620件を表示

<

>