JR東日本など3社 ヘリコプターを〝空飛ぶクルマ〟に 旅行商品の実証実験
新幹線盛岡駅で接続 11月2日から
JR東日本と川崎重工業(東京都港区)、FPV Robotics(同渋谷区)の3社は11月2日から、空飛ぶクルマを新幹線の2次交通と位置付け、ヘリコプターを空飛ぶクルマに見立てた高付加価値観光の旅行商品を一般販売してニーズを検証する実証実験を行う。盛岡駅に隣接の臨時ヘリポートと北東北エリアを結び、空飛ぶクルマを活用した将来の新しい観光体験や価値創出について検討する。同20日まで。
実証実験は、JR東日本が設立した「WaaS共創コンソーシアム」の実証活動テーマ「駅と空をむすぶ『空飛ぶクルマ』の事業検証」として行う。
実証実験では、東北新幹線・在来線で盛岡駅へ移動後、同駅隣接の臨時ヘリポートからヘリコプターを利用し、小岩井エリア、宮古エリア、安比エリアなど北東北エリアを巡る旅行商品を企画・販売。同ヘリポートの運営とヘリコプターの実証運航、利用者に対するアンケートなどの調査を行う。
これらを行うことで、空飛ぶクルマと新幹線が連携した移動や観光需要のニーズを検証。併せて、駅隣接のヘリポートを設置する場合に必要となる付帯サービスや条件について確認する。
各社の主な役割は、JR東日本が駅隣接臨時ヘリポートの用地確保と調整、川崎重工業がヘリポートの調査とヘリサービスの提供、旅行商品の企画、FPV Roboticsがヘリポート周辺の小型モビリティーのニーズ調査など。
旅行商品は、川崎重工グループの川重岐阜サービスがあす10月1日から催行日の2週間前まで販売する。同グループのヘリコプターワンストップ手配チャーターサービス「Z―Leg」公式ウェブサイトの「ご旅行のお申込み」旅行商品販売ページから申し込む。
これまでの取り組みでは、3社を含む計9団体が参画し、「駅と空をむすぶ『空飛ぶクルマ』の事業検証」をテーマとした検討を実施。昨年12月には、新宿駅南口のJR新宿ミライナタワーや長野駅近隣のヘリポートを活用して、ヘリコプターを使った実証実験を行った。
この時に得られた課題について今回の実証で検証し、将来的な駅隣接ヘリポートを活用したサービスや、ヘリポート開発の可能性などについて検討していく。
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