交通新聞社 電子版

JR東日本グループ会社監査役業務研究会

2024.09.11
あいさつする成田代表幹事

 JR東日本グループ会社監査役業務研究会は5日、盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡ニューウィングで第20回定時総会を開催した。会員56人のほか、来賓としてJR東日本の渡利千春副社長・鉄道事業本部長、樹下尚取締役・常勤監査等委員ら計約70人が出席した。

 冒頭、成田博代表幹事があいさつに立ち、監査業務にかかわる社会の動きとして、企業における情報セキュリティー確保違反事例が目立つようになっていることや、経営者自身の不祥事、現場第一線での法令違反がクローズアップされ、内部通報への対応などにも注目が集まっている点に言及。

 その上で「JR東日本グループが掲げる『モビリティ』と『生活ソリューション』の2軸による持続的成長をさらに加速させるため、監査役自身もその立場において貢献していかなければならない」と述べた。

 渡利副社長は「研究会が健全で良好な内部統制システムを育てるチームとして、重要な役割を果たしてくれることを期待している」などと話した。

 議事では、成田代表幹事が議長を務め、六つの各研修分科会からの活動報告、2023年度の決算と監査報告に続き、24年度の業務計画や予算が承認された。役員選任では、監事に金田裕明氏(JR東日本ステーションサービス)、英紀一氏(JR東日本建築設計)が就任した。

 議事終了後には講演会が開かれ、主に知的障がいのあるアーティストと契約を結び、多様な事業を展開しているヘラルボニー(盛岡市)の松田文登共同最高経営責任者が「異彩を、放て。」と題して講演した。

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