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JR北海道・JR東日本首都圏本部 「パンダの里帰り」イベント 上野・小樽駅の周年記念共同企画

2023.10.26
㊤1989年に小樽駅ホームで行われた姉妹駅提携調印式会場の様子㊦上野に里帰りするパンダのぬいぐるみ(JR北海道提供)

 11月1日に周年企画

 W駅長トークショーも

 JR北海道とJR東日本首都圏本部は11月1日、上野駅中央改札外グランドコンコースで「パンダの里帰り」イベントを開催する。姉妹駅提携する同駅と函館線小樽駅がそれぞれ開業から140周年、120周年を迎えたことを記念して共同で企画。1989年の姉妹駅提携締結時に、友好の象徴として上野駅から小樽駅に贈られた「パンダのぬいぐるみ」が、34年ぶりに上野駅へ里帰りするほか、両駅長のトークショーなどを実施する。

 上野駅は1883年7月28日、小樽駅は1903年6月28日にそれぞれ開業した。両駅の親交を一層深めていくことを目的とした姉妹駅提携の調印は89年5月15日。いずれも現役の上野3代目駅舎(32年竣工〈しゅんこう〉)と小樽3代目駅舎(34年竣工)が似ていたことや、88年に開業した青函トンネルで1本のレールでつながったことを縁とした。

 調印式は、当時の永山和正上野駅長と青沼昭夫小樽駅長が出席して小樽駅ホームで行われ、その際、友好の象徴として小樽駅側からは上野駅正面玄関を模したブロンズ像、上野駅側からはパンダのぬいぐるみ(縦520㍉×横580㍉〈手を広げた場合〉)をそれぞれ贈っている。

 今回のイベントは、小樽観光のPRを兼ねた企画で、現在は小樽駅旧駅長室に飾られているパンダのぬいぐるみを34年ぶりに上野に帰省させることになった。

 上野駅グランドコンコースのイベントブースで13~15時に開催。伊藤美由紀小樽駅長と齊藤裕司上野営業統括センター所長・上野駅長が姉妹駅締結当時や両駅の共通点について語るトークセッションやフォトセッションを実施。小樽観光協会によるPRブースも設置し、11月1日から小樽市内で始まる冬季イベント「小樽ゆき物語」(来年2月18日まで)の情報を発信する。

㊨1989年に小樽駅ホームで行われた姉妹駅提携調印式会場の様子㊦上野に里帰りするパンダのぬいぐるみ

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