JR東日本グループ 食品廃棄物の電力リサイクルループを推進
バイオガス化、循環型経済を推進
JR東日本と同社グループのアトレ、ルミネ、日本ホテル、仙台ターミナルビル、JR東日本商事、JR東日本環境アクセス、関連会社の東北鉄道運輸は27日、エキナカ・駅ビルなどから排出される食品廃棄物をバイオガス化し、生み出された再生可能エネルギーをグループ内施設で利用する「電力リサイクルループ」を4月から順次実施すると発表した。同社グループと関連会社の21社が連携してそれぞれの役割を担うことにより、さらなるサーキュラーエコノミー(循環型経済)を推進する。
JR東日本グループは、グループ経営ビジョン「変革2027」で「ESG経営の実践」を掲げ、事業を通じて社会的課題を解決することで、地域社会の持続的な発展への貢献とSDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指している。
これまで、エキナカ・駅ビルなどから発生した食品廃棄物は、JR東日本などが出資して設立したJバイオフードリサイクル(横浜市鶴見区)、東北バイオフードリサイクル(仙台市宮城野区)でバイオガス化して発電していたものの、電力は電気事業者に売電していた。
昨年11月28日に、JR東日本商事が食品廃棄物由来の電力などを供給する小売電気事業者の登録を完了したことにより、再エネ電力の供給が可能となり、電力リサイクルループを構築できるようになった。
食品廃棄物の排出事業者は、JR東日本、アトレ、ルミネ、日本ホテル、仙台ターミナルビル、JR東日本クロスステーション、JR中央線コミュニティデザイン、ジェイアール東日本商業開発、ジェイアール東日本都市開発、JR東日本ビルディング、横浜ステーシヨンビル、紀ノ國屋、千葉ステーションビル、湘南ステーションビル、JR東日本サービスクリエーション、JR東日本東北総合サービスの計16社。
JR東日本環境アクセスが首都圏の、東北鉄道運輸が仙台エリアのエキナカや駅ビル、ホテルなどから排出される食品廃棄物などを収集・運搬。Jバイオフードリサイクル、東北バイオフードリサイクルが食品廃棄物の処理とバイオガス化による発電を行う。
JR東日本商事が食品廃棄物由来の再エネ電力をアトレ大森、ルミネ横浜、JR東日本ホテルメッツ横浜桜木町、同津田沼、同溝ノ口、同東京ベイ新木場、JRフルーツパーク仙台あらはまの7施設に供給。7施設への2024年度の供給電力量のうち、約29・2%程度を食品廃棄物由来の電力として供給する見込み。
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