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JR大宮支社 埼玉大学と「課題解決型プログラム」の成果報告会

2024.02.22
「課題解決型プログラム」の成果報告会(JR大宮支社提供)

 JR東日本大宮支社と埼玉大学(さいたま市)は14日、同支社社員と学生が連携して取り組んだ「課題解決型プログラム」の成果報告会を支社会議室で開催した。

 プログラムは2015年に両者が締結した包括的連携協定に基づき、翌16年度から開始。今回は「さいたまエリアの活性化」をテーマに、昨年10月から今月1日まで全14回の授業を実施した。受講生29人は、受け持つ駅ごとに5チームに分かれ、浦和周辺エリアで働く社員17人とのフィールドワーク、チームディスカッションなどを通じて解決策の提案・実行を図ってきた。

 発表会には、同社から森明執行役員・大宮支社長・同支社鉄道事業部長、支社各部長、学生をサポートした社員ら、同大学から坂井貴文学長、石阪督規基盤教育研究センター教授、受講生らが出席。

 開会に当たり、森支社長は「鉄道オペレーションを担う現場の社員と学生がお互いに刺激し合い、考えをまとめることができた」、坂井学長は「両者がこのプログラムを通じてウィンウィンの関係になれたのではないか」とあいさつ。

 発表では、各駅の現状分析とともに、サイクリング拠点や民泊(西浦和)、駅構内でバラの花の写真展示(南与野)、おすすめスポットマップ作成(北浦和)、ウナギをモチーフにしたパンの販売(浦和)、高架下に子どもが遊べる施設づくり(武蔵浦和)といった課題解決につながる事業を提案。質疑応答も活発に行われた。

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