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JR東日本テクノサービス 「運転検修センター」を新設

2023.10.30
発足式に出席した関係者(JR東日本テクノサービス提供)

 JR東日本テクノサービス(J―TEC、仙台市)は1日付で新幹線営業所の組織改正を実施し、車両の検査・修繕部門と構内入れ換え運転部門を融合した「運転検修センター」を発足した。JR東日本新幹線総合車両センターから仕業検査などを新規受託したことに伴うもので、同社の「中期経営構想2025」で掲げる「融合と連携」に示した「マルチスキル化」の実現に向けた施策の一つ。計89人が所属する。

 新幹線営業所はこれまで、整備センター、メンテナンスセンター、環境保全センター、事務センターの4センターで構成していたが、新規受託に伴い、メンテナンスセンターの名称を運転検修センターに変更して業務を拡大した。

 同日は現地で発足式が行われ、武藤康司社長、佐藤裕之取締役・新幹線営業所長ら関係者が出席。

 佐藤所長は「JR東日本で初となる新幹線の仕業検査の業務委託となることから、その信頼を裏切らないよう万全の体制で準備してきた。さらなるコミュニケーションの深度化を図るとともに、営業所の一体感と従業員の知識・技能のレベルアップに取り組む。『信頼されるサービス創出企業』を目指し、JR東日本グループの発展に貢献していく」と述べた。

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