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東日本鉄道文化財団 「二番町祭礼用具保存整備事業実行委員会」への承認書贈呈式

2024.05.30
贈呈式に出席した田浦理事長(前列右から4人目)、土澤支社長(同3人目)、中山会長(同5人目)ら=JR千葉支社提供=

 東日本鉄道文化財団は23日、本年度地方文化事業支援の新規対象となった千葉県佐倉市の「二番町祭礼用具保存整備事業実行委員会」に対する承認書贈呈式を同市立美術館で行った。助成額は55万円。

 350年以上にわたって継承されている「佐倉の秋祭り」は、2016年認定の日本遺産「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の街並み」の構成文化財。祭礼用具の「二番町玉乃井龍神人形山車」の大太鼓や締め太鼓の劣化が進み、今後の継続的な山車の引き回しに支障を来すため、両太鼓を修繕して文化財の保存・継承と地域活性化を図る。

 式には、田浦芳孝同財団理事長、二番町町内会の中山雅史会長、佐倉山車人形保存会の沼尻潤会長、西田三十五市長、JR東日本の土澤壇執行役員・千葉支社長・同支社鉄道事業部長、山田茂夫佐倉駅長らが出席。田浦理事長から中山会長に承認書が贈られた。

 ■田浦芳孝(芳=草冠は十十)

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