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JR東日本新潟シティクリエイト 「CoCoLo新潟」グランドオープン

2024.04.26
テープカットを行う喜㔟社長(右から2人目)、白山支社長(左端)、中原市長(右から4人目)、小林さん(左から4人目)ら

 121店舗出そろう 「元気な新潟」発信拠点に

 JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)は25日、JR新潟駅の商業施設「CoCoLo新潟」をグランドオープンした。飲食や生鮮食料品・総菜、ファッション・コスメなど63店舗が同日開業。先行開業8店舗や、3月27日開業の2階イーストサイド部分50店舗と合わせて計121店舗が出そろった。華やかな開業セレモニーも開催され、新たなにぎわいを生み出す商業施設の誕生を祝った。

 CoCoLo新潟は、2階建て・一部3階建て、延べ床面積約4万9000平方㍍(新設部分約3万平方㍍)、店舗面積約2万6500平方㍍(約1万3000平方㍍)。新設4エリア(約140店舗、今後オープンの店舗を含む)と既存2別館(約30店舗)の計6エリアに分かれ、約170店舗の一大商業施設となる。

 同日開業したのは、2階ウエストサイドと1階イーストサイド、同ウエストサイド、2階イーストサイド内の「ニイガタ バル★麺 横丁」。1階ウエストサイドのレストランゾーン「エキナンキッチン」は5月29日に開業する。

 2階ウエストサイドは総菜・飲食ゾーン「ニシデリストリート」。1階イーストサイドは生鮮食料品売り場「CoCoLo Mart」と総菜店が並ぶ。3月31日開業のバスターミナルを挟んだ1階ウエストサイドは、ファッション・コスメ、雑貨を集めた。今回オープンした店舗のうち、新潟県初出店は23店舗、新業態は9店舗に上り、注目度も高い。

 同日は、ウエストサイド内の吹き抜け空間「ガタリウム」でグランドオープンセレモニーが開かれ、JR東日本の喜㔟陽一社長・マーケティング本部長、白山弘子執行役員・新潟支社長・同支社鉄道事業部長、神田成弘同支社新潟営業統括センター所長・新潟駅長、JENICの小竹宏行社長、来賓の中原八一新潟市長、特別ゲストとして新潟市生まれで同市観光大使を務め、新潟駅開業120周年アンバサダーへの就任が決まった歌手の小林幸子さんらが出席。約400人が観覧した。

 喜㔟社長は「『地方を豊かに』を当社の大きなテーマに掲げ、『Beyond Stations構想』などを進めているが、その象徴的な取り組みであるCoCoLo新潟が本日、大輪の花を咲かせた。これからも皆さまと共に元気な新潟の発信拠点にしたい」とあいさつ。小竹社長は「皆さまに喜んでいただける施設づくりに努める」と抱負を語った。

 中原市長は「県都、政令指定都市の玄関口にふさわしい施設。交流人口拡大に努めたい」、小林さんは「駅ビルというよりデパートのように素晴らしい。もっともっと新潟を元気にするために頑張っていきましょう」と祝辞を述べた。

 続いて、出席者によるテープカットの後、小林さんが代表曲でもある「雪椿」を披露。華やかな歌声を響かせ、会場を埋めた観衆から喝采を浴びていた。商業施設の入り口3カ所では10時の開業前から行列ができ、開店と同時に多くの買い物客が入店した。

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