JR東日本 障がい者向けの新たなウェブサービスを開始
JR東日本は26日から、障がいのある利用者向けのウェブサービスを拡充し、インターネット予約サイト「えきねっと」で「身体障がい者割引乗車券・知的障がい者割引乗車券」「新幹線車いす対応座席」の取り扱いを開始する。同日からは列車乗降時の介助を事前に同社ホームページから申し込める「JREおでかけサポート」のサービスも開始し、さらなる利便性向上を図る。
現在はみどりの窓口で障がい者手帳を提示して割引きっぷを購入する必要があるが、同日からはマイナポータル上の情報取得サービスを利用して手帳情報を取得し、えきねっと会員アカウントに情報を連携することで、障がい者割引を適用したJR6社の乗車券(5割引き)や特急券(割引対象外)の申し込みが可能になる。
「新幹線eチケット」も利用でき、乗車券部分は障がい者割引、特急券部分は「トクだ値」の割引率を適用する。在来線特急についても障がい者割引乗車券と特急券をえきねっとで購入できる。
えきねっとの管理・運営を行うJR東日本ネットステーションでは同日から、サポートセンターに専用の問い合わせ先を新設して対応に当たる。
新幹線車いす対応座席は、東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸新幹線で取り扱いを開始。本人席、付き添い席、車いすスペースがえきねっとで購入できる。
JREおでかけサポートは、これまで「JR東日本お問い合わせセンター」や駅で受け付けていた列車乗降時の介助について、同社ホームページからの申し込みを開始する。出発2日前の12時まで申し込み可能。サービス開始時は同社管内の新幹線全線区と京葉線、南武線で導入し、利用可能線区は今後拡大していく予定。
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