第35回(2023年度)「JRスポーツ賞」 個人賞・江島氏に対する表彰式
「第35回(2023年度)JRスポーツ賞」個人賞に選ばれたJR東日本パーソネルサービス(JEPS)ヒューマンリソース(HR)事業本部東京BPOサービスセンターの江島由高氏(デフサッカー)に対する表彰式が20日、東京都内の同社本社で行われた。
江島氏は、昨年9月の「第4回ろう者サッカー世界選手権大会」(デフサッカーW杯)に日本代表DFとして出場し、銀メダルを獲得したことなどが評価され、第31回に続いて2回目のJRスポーツ賞個人賞に輝いた。
表彰式には、選考委員を務めた森本雄司鉄道弘済会代表理事・会長、交通新聞社の伊藤嘉道社長、松河克彦取締役・総務部長、JEPSからは江島氏と輿石逸樹社長、武藤恒俊常務・総務部長、鶴田晃弘取締役・HR副本部長、藤田政広BPOサービス事業部担当部長、関澤昌美東京BPOサービスセンター所長が出席。森本代表理事・会長から江島氏に表彰状などが贈られた。
森本代表理事・会長は「デフサッカーW杯で準優勝という大変素晴らしい成績を上げられた。聴覚障がいを持つ方が社会に出て働き、スポーツをするのは大変なことで、多くの社会的課題や困難に直面したことと思う。そのような課題を乗り越え、素晴らしい実績を上げたことに心から敬意を表する」とあいさつし、受賞をたたえた。
これに対し、江島氏は「2回目のJRスポーツ賞の受賞で身が引き締まる思い。東京で来年開催される『第25回夏季デフリンピック競技大会』で金メダルを取り、世界1位になることを約束する。その結果が皆さまに恩返しすることになる。日々努力を積み重ねてまい進していく」と決意を述べた。
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