JR東日本 駅社員や運転士対象 保護メガネの着用試行へ
JR東日本は1月30日、ホーム上の安全確認を行う駅社員と新幹線、在来線の運転士について、保護メガネ着用の試行を今月上旬から順次開始すると発表した。視認性の向上と疲労軽減によるさらなる安全性の向上が目的。
信号機の現示など、色覚に影響を及ぼさない偏光レンズを使用した保護メガネを着用。直射日光や積雪区間の反射光などのまぶしさの軽減・カットによる前方の視認性向上、疲労軽減の効果を検証する。効果が得られた場合は、他駅・他線区への導入を検討する。
試行駅は、常にホーム上に駅社員を配置し、列車の進入監視や利用者の乗降を注視する業務を行っている新宿と逗子の2駅。新宿は今月下旬~9月下旬、逗子は3月下旬~9月下旬。
試行線区は、東北新幹線東京―新青森間(今月上旬―下旬)、中央・総武緩行線三鷹―千葉間(3月下旬~9月下旬)、奥羽線秋田―青森間、津軽線青森―蟹田間、五能線川部―深浦間(いずれも今月上旬―下旬)。朝日や夕日の影響を強く受ける線区、積雪期における雪への反射光の影響を受ける線区を選定した。
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