特集 「GALAサマーパーク」開催中 多彩なアクティビティー 夏の遊びを提案
JR東日本グループのGALA湯沢スキー場で、夏の恒例イベント「GALAサマーパーク」が開催されている。9月1日までの土曜日・休日、お盆期間、ゲレンデ内に多彩なアクティビティーを用意して、自然を舞台とした夏の遊びを提案している。
グリーンシーズンの集客策として、毎年この時期に開催。今シーズンは営業開始日を3連休初日の7月13日として、昨シーズンの20日間から27日間に拡大した。
ガーラ湯沢では、JR東日本が展開する「『遊ぼう!学ぼう!家族の夏旅』キャンペーン」に連動、お盆期間を含めた8月10~25日は毎日営業(19~23日はサマーゲレンデ休止)する。新潟県湯沢町をはじめとする周辺エリアへの帰省客らの取り込みにつなげていく。JR東日本ではキャンペーンに合わせて、8月19~30日の平日に限り上越新幹線「とき」「たにがわ」の子ども普通車自由席料金を東京駅発着限定で1000円とする「上越しんかんせんに乗ろう!夏旅こども絵日記きっぷ(えきねっと限定発売)」を設定し、グループを挙げて新潟県への誘客を図る。
注目のアクティビティーは、雨などによって〝悪路〟化した夏のゲレンデを〝勇猛果敢〟に走行する「アクティブバギー」と、中央エリア下部、レストハウス・チアーズ前に設営された「バンジートランポリン」。
アクティブバギーは、ジープタイプの北米仕様のバギーカーで、ドライバー(GALA社員)を含め6人乗車。中央エリア・レストハウス・チアーズ前から出発し、北エリア、大ブナ林、中央エリア山頂部・愛の鐘展望台を経て、南エリア方面からチアーズ前まで戻るもので、〝道なき道を行く〟アドベンチャーツアー。
泥濘道(ぬかりみち)での車体の激しい上下動などが体験でき、巧みなドライブテクニックによるスリリングなシーンが各所で楽しめる。レギュラーコース(50分)の場合、大人5000円、子ども3000円。ドライバー役のGALA社員は途中、自然の絶景を紹介するガイド役も担う。
一方のバンジートランポリンは、その名の通り、バンジーとトランポリンが融合したもので、胴体から股下付近を支えるハーネスと高さ6㍍超の2本のポールに結合したゴム製ロープを体に装着して、自体重とトランポリンの弾力を利用して最大で高さ5㍍程度まで跳躍できる。
「逆バンジー」とも呼ばれ、技に自信のある人はフロントフリップ(前転)やバックフリップ(後転)への挑戦も可能で、子どもから大人まで楽しめる。
チアーズ前広場には「ドッグラン」エリアも設営した。湯沢町かいわいのリゾートマンションなどに愛犬とともに避暑に訪れる家族連れなどをターゲットにしたもので、ケージに入れられる小型犬にも夏のGALAを楽しんでもらう。〝ワンちゃん〟と一緒にゴンドラ乗車もできる。
ゲレンデ内には、電動式「キッズEバギー」(無料)、「E―MTB」(1000円)、3輪バギーの「マウンテンカート」(大人2000円、子ども1500円)、チアーズ内では乗車運転できる「ラジコンカー」(無料)も用意。雨天などに際して各種ボードゲームもそろえた。GALA場内を巡る「謎解きミステリー」も用意された。
今夏のGALAでは、利用料金についてゴンドラ、リフト、サマーゲレンデ、バンジートランポリン体験料などをセットした「GALAサマー1DAYパス」(大人3000円、子ども2000円)を新設し、入場・体験料金の〝分かりやすさ〟を打ち出した。
夏営業では定番となったスノーマットによるサマーゲレンデ(メロディコース、約350㍍)には、ウインターシーズンを待ちきれないスキーヤー、スノーボーダーが訪れ、華麗な〝シュプール〟を披露する。
鴇澤良次社長は「通年型のGALAを目指し、具体的な施策を本格化していきたい」と話し、春に続き夏のグリーン営業の経験を今後の各種イベントの企画・開催に生かしていく考えを示した。
■「シンカリオン」 ラリー
今年4月7日から放映中のテレビアニメ「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」に関連したスタンプラリーも開催中。上越新幹線越後湯沢駅とGALA湯沢の愛の鐘展望台、チアーズの3カ所にスタンプを設置、3カ所達成でノベルティー(GALA湯沢特製オリジナルシンカリオンクリアファイル)を越後湯沢駅構内の商業施設・CoCoLo湯沢・がんぎどおり総合カウンターで進呈する。
期間中はラッピングバスを運行、8月10~18日にはチアーズ内に「E7かがやきドリルフォーム」着ぐるみを展示する予定。
お盆期間の8月11~14日には、夜のゴンドラ営業を目玉にした「夜祭」を開催、11、12日には小千谷観光協会とタイアップした愛の鐘展望台付近での「熱気球体験」を計画した。
■夜祭、熱気球体験も
標高800㍍超から八海山、谷川連峰などの山並み、温泉街(湯沢町)を一望できるもので、既存の愛の鐘展望台よりも高い位置での眺望は、来場者に感動を与えてくれるはずだ。イベント詳細は同社ホームページなどで案内する。
■その場で翻訳、各国言語表示
GALA湯沢スキー場では、増加する冬シーズンの訪日外国人客への各種窓口対応の円滑化、迅速化などを目的に、「DNP対話支援システム」の実証実験を行っている。
大日本印刷、アイシンが共同開発して今年4月から販売開始した。マイクを通じて収音した外国語を手持ちのパソコン上で日本語にリアルタイムに翻訳。GALA社員が日本語で回答すると、即座に外国語に変換され、透明スクリーンに表示する。商品概要によると、目立たせたい単語をフォントで強調する機能も備えているという。
実証実験では日本語をはじめ英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、タイ語など22の国と地域の言語に対応する。
ガーラ湯沢では「GALAサマー1DAYパス」を販売するスキーセンター・カワバンガ内に設置して、使い勝手などを検証している。
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