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ホテルメトロポリタン 6、7階客室を全面リニューアル

2024.03.27
モデレートクイーンのイメージ(ホテルメトロポリタン提供)

 機能性高め環境配慮も 

 来年の開業40周年に合わせ

 JR東日本ホテルズのホテルメトロポリタン(東京・池袋)は20日、6、7階の客室83室の全面リニューアルを行った。来年6月の開業40周年に合わせた施策の一環。同ホテルのシンボルカラー「ジェイドブルー」が基調の落ち着いた雰囲気で、機能性を向上。アップサイクル製品の使用など環境にも配慮している。

 

 シンボルカラーのブルーが基調

 家具の製作過程で廃棄処分される木材をアップサイクルした「ひとつぶの種」の再生オリジナルオブジェを各客室に配置。改修前に使用していたカーテンをアップサイクルし、ルームナンバーのサインとして利用している。

 客室内は、必要な場所に明かりを届けるスポットタイプの照明と、室内全体を柔らかく包み込む間接タイプの照明を組み合わせたほか、大きなスーツケースの置き場を確保。機能的でくつろぎの空間になっている。

 また、多様な文化が交差する池袋の街の特徴を「辻」で表したコンセプトアートをベッドボードなどに装飾。窓から見える街の景色をアートと捉え、窓枠をフレームに見立てたしつらえだ。客室や廊下のカーペットは池袋の夜景をイメージしている。

 客室構成は、モデレートクイーン(17平方㍍)28室、モデレートクイーンプラス(20平方㍍)7室、モデレートコーナークイーン(22平方㍍)4室、モデレートツイン(23平方㍍)24室、モデレートツインプラス(27平方㍍)20室。このほか、6階に宿泊者専用の喫煙ブースを備える。

 4月30日宿泊分までの料金は、モデレートクイーンのシングルユースが2万700円など。

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