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JR東日本 湘南ステーションビルと横浜ステーシヨンビル 24年4月1日に合併

2023.12.22

 JR東日本は20日、神奈川エリアで商業施設などの運営や開発を手掛ける湘南ステーションビルと横浜ステーシヨンビルを来年4月1日に合併すると発表した。ショッピングセンター事業を中心とした既存ビジネスモデルの構造改革、新しいビジネスモデルの拡張への変革を図り、沿線の個性を引き出すとともに、JR東日本グループ共通ポイント「JRE POINT」生活圏の拡充をさらに進める。

 新会社は湘南ステーションビルを存続会社とし、社名は「株式会社JR横浜湘南シティクリエイト」。本社所在地は神奈川県平塚市、資本金2億円。役員体制や代表者は未定。運営施設は来年4月以降も現行通りで、施設名に変更はない。

 合併により、神奈川エリアで両社が持つ強みを融合して「沿線くらしづくり」を進め、沿線の個性を引き出すとともに「JRE POINT」生活圏を拡充。企業統合のスケールメリットを生かし、沿線での既存ビジネスモデルの磨き上げを図るとともに、沿線全体に拡大する事業エリアを生かし、沿線事業者との共創によるビジネスモデル拡張を図る。また、効率的な事業運営を行うことでコストダウンを進める。

 湘南ステーションビル(平塚市)は1971年12月9日設立。資本金2億円。主な運営施設はラスカ(茅ケ崎、平塚、小田原、熱海)。横浜ステーシヨンビル(横浜市)は61年2月3日設立。資本金2億円。シァル(横浜、桜木町、鶴見、菊名、保土ケ谷、鎌倉)を運営している。

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