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JR東日本など 上野駅「PLATFORM13」で「藝大アートプラザ・アートアワード」授賞式

2024.03.25
授賞式に出席した齊藤駅長(前列左端)、日比野学長(同右から2人目)、相賀社長(同3人目)と受賞者ら

 JR東日本と東京藝術大学(東京都台東区)、小学館(東京都千代田区)は21日、上野駅13番線ホームの「PLATFORM13」で、同大学と小学館が共同運営する「藝大アートプラザ」による同大学の学生が対象のアートコンペ「藝大アートプラザ・アートアワード」の授賞式を開催した。

 JR東日本が「アート」を軸とした新しいサービスや価値の提供を目指し、昨年6月に同大学と締結した包括連携協定に基づく取り組みの一環。18回目となる今回の同アワードから、従来の美術部門に加えて同社も参画し、デジタルアート部門を創設。同部門の入選作品はPLATFORM13の壁面にプロジェクタ―で、今月下旬までの予定で投影している。

 授賞式には、JR東日本の齊藤裕司上野営業統括センター所長・上野駅長、同大学の日比野克彦学長、箭内道彦美術学部教授・藝大アートプラザ所長、小学館の相賀信宏社長、各受賞者らが出席。

 開会に先立ち、髙木浩一JR東日本マーケティング本部まちづくり部門長が「上野駅は当社が展開する『Beyond Stations構想』の象徴の駅。13番線ホームはPLATFORM13としてアート空間への転換を図っており、新しい形でアートとのつながりをつくっていければ」とあいさつした。

 日比野学長は「(大学に近い)上野駅がアートの拠点となることは感慨深い。上野駅ホームでの授賞式ということで、今後(受賞者が)駅に来ると『ここで授賞式があったな』という思い出の場所になるだろう」と述べた。続いて、日比野学長や齊藤駅長らから受賞者へ各賞が授与された。

 各賞の受賞作品は次の通り。

 【美術作品部門】

 大賞「はろう」(間瀬春日)▽準大賞「心象土偶 獨」(柿沼美侑)、「Pattern Mania」(Futaba)▽小学館賞「Susan」(白井雪音)▽審査員特別賞「黒頂点眼」(河崎海斗)、「the festival」(Ro Kiko)

 【デジタルアート部門】

 小学館賞「ガラス玉をひとつ」(諏訪葵)▽JR東日本賞「Day Tripper(2023)」(武田萌花)▽審査員特別賞「Emerged Colors 00」(藤本陸斗)

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