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JR長野支社 中央線川岸駅新駅舎が完成、使用開始

2023.11.06
テープカットする松橋支社長(左から3人目)、山口駅長(左端)、早出市長(右から3人目)ら=JR長野支社提供=

 JR東日本長野支社が今年5月から建て替え工事を行っていた中央線川岸駅の新駅舎が完成し、10月29日から使用を開始した。

 同駅は1923年10月に開業し、今年10月で開業100周年を迎えた。新駅舎は長野県産木材を使用した木造平屋建て、延べ床面積約37平方㍍。屋根の色は旧駅舎に近い緑色を採用したほか、待合室には旧駅舎の柱などの木材を再利用したアクセントウオールを設けるなど、歴史ある旧駅舎の面影を引き継いでいる。

 地域との連携を深めるため、待合室には地域の住民らが活用できる写真や絵画の展示コーナーも設置している。

 この日は、完成セレモニーが開かれ、松橋賢一執行役員・長野支社長・同支社鉄道事業部長、山口雅人岡谷駅長、来賓の早出一真長野県岡谷市長ら関係者が出席。

 松橋支社長は「当社は会社発足時から『地域の皆さまと共に歩む』が変わらない考え方の一つ。多くのお客さまのいる当線区・当駅はしっかりと維持して残していく必要がある」とあいさつ。早出市長らのあいさつに続き、関係者によるテープカットで新駅舎の完成を祝った。

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