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日本ショッピングセンター協会 冬季定例記者懇談会

2023.12.26
あいさつする清野会長

 日本ショッピングセンター協会(SC協会)の冬季定例記者懇談会が22日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで開かれ、今年のSC業界の動向などが報告された。

 冒頭、清野智会長(JR東日本顧問)が「きょうは皆さまに3点お伝えしたい。まず、働く人のウエルビーイングの追求、次に防災拠点などを含む地域の中心としてのSCの役割が強まっていること、そしてEコマースとは違うリアルの良さがより重要になっているということだ。SC業界でもテナント販売員が集まらない状況があり、デベロッパーとテナントの意見交換を通じ、一部営業形態の変更などが行われている。今後、より柔軟な働き方、営業形態になっていくと思う。協会は今年50周年を迎えた。来年以降も皆さまのご意見を聞きつつやっていくのでよろしくお願いしたい」とあいさつした。

 この後、椿浩専務理事が、今年1~11月の販売状況がコロナ5類移行などを受けて全て前年同月を上回ったこと、今年のSC開業数は34施設で店舗面積1万平方㍍未満の小型SCが6割と例年より多いこと、人手不足対応で従業員休憩室刷新やテナント独自の営業時間フレックス化や休業日制度の試行を行うSCがあることなどを説明した。

 このほか、来年1月に横浜で開催予定の全国大会などについての説明も行われた。

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