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JR東海リテイリング・プラス 東海道新幹線東京駅ホームに無人店舗 対面型は鉄道ホームで国内初

2024.04.17
㊨鉄道ホーム上では国内初となる対面型無人店舗の外観㊧レジでの決済(デモンストレーション)

 TTGの無人決済システムを採用

 JR東海リテイリング・プラス(JR―PLUS)はあす18日、東海道新幹線東京駅16番・17番線ホーム上に無人店舗「TOKYO BANANA express」をオープンする。代表的な東京土産の菓子「東京ばな奈」を製造・販売するグレープストーン(東京都中央区)と、JR東日本スタートアップなどが出資する「TOUCH TO GO」(TTG、同港区)が協力。上部カメラと棚に設置されたセンサーで利用者が手に取った商品を判別する。鉄道ホーム上での対面型無人店舗は国内で初めて。

 同店は、キヨスク形式の対面型店舗に、TTGの無人決済システムを採り入れた。取扱商品は「東京ばな奈『見ぃつけたっ』」(4個入り626円、8個入り1198円)、「シュガーバターサンドの木」(10個入り756円、14個入り1134円)と、JR―PLUS限定の「東京ばな奈『見ぃつけたっ』ブリュレタルト」(5個入り842円、8個入り1296円)。商品ラインアップを絞り込むことで、急いでいる出張客などがスムーズに買えるようにした。

 システムは、店舗上部の8台のセンサーカメラが購入客を認識し、棚の重量センサーで手に取った商品を判別。商品を持参してレジ前の決済エリアに入ると、情報をひも付けることで、自動で料金が画面に表示される。商品バーコードをスキャンする必要はない。レジは5カ国語の表示と音声案内に対応。支払い方法は交通系ICカード、バーコード決済、クレジットカード。

 同店はホーム中央部の9号車乗降口付近。営業時間8時~21時10分。

 3社では「お土産をクイックに購入できる利便性と楽しい買い物体験を実感してほしい」としている。

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