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JR東日本クロスステーション みなかみ工場の屋根に太陽光パネル

2024.10.16
みなかみ工場の屋根に設置された太陽光パネル」(JR東日本クロスステーションウォータービジネスカンパニー提供)

 JR東日本クロスステーション(JR―Cross)ウォータービジネスカンパニーは、二酸化炭素(CO2)排出量削減の一環として、自家消費型の「太陽光発電設備」を飲料工場「JR東日本クロスステーション みなかみ工場」(群馬県みなかみ町)に設置した。太陽光パネルの設置・発電は同カンパニーで初めて。稼働開始は8月30日。

 同工場は2022年4月に同社初の飲料工場ととして開業。「From AQUA 谷川連峰の天然水」を製造している。設置したパネルは608枚(291・84㌔㍗)。推定発電量は年間約35万㌔㍗時(1日約1000㌔㍗時)で、同工場で使用する電力の約20%に相当する。年間約139㌧のCO2を削減予定。

 同工場では、9月以降に使用する電力に対して「非化石証書」を活用し、実質再生可能エネルギー由来の電力にすることで、工場で使用する電力由来のCO2排出量を実質ゼロにする予定。非化石証書活用によるCO2削減総量は年間約796㌧。

 このほか、工場内全館照明のLED化や自動消灯装置の導入、熱源設備に高効率な空冷ヒートポンプチラーを導入し、台数制御装置で最適な運用をするなど、省エネルギー化の推進に取り組んでいる。

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