JR東日本東北本部 創建1300年の多賀城跡へ誘客
「駅からハイキング」やフェア
JR東日本東北本部は今月から、多賀城創建1300年記念事業実行委員会の各事業と連携して、日本三大史跡である多賀城跡(宮城県多賀城市)への誘客を推進する。仙石線多賀城駅と東北線国府多賀城駅に記念駅スタンプを設置し、同城跡を巡る「駅からハイキング」コースを設定したほか、今月中旬ごろから首都圏をはじめとした管内各駅にポスターを掲出。21、22日には仙台駅東西自由通路で多賀城フェアを開催する。
多賀城は724年に創建され、今年1300年の節目を迎えた。多賀城創建1300年記念事業は今月から一層本格化する予定で、同本部ではこれに合わせて多賀城跡への誘客促進を目的に各種取り組みを実施する。
記念駅スタンプは、多賀城跡に近い多賀城駅と国府多賀城駅に設置。12月31日まで。併せて記念スタンプ帳も用意している。なくなり次第終了。
駅からハイキングは、多賀城駅を9時~11時30分にスタートし、東北歴史博物館、多賀城碑、多賀城政庁跡などのスポットを巡るコースで、スマートフォンに「駅からハイキングアプリ」と「XR CHANNEL」アプリをダウンロードして参加する。歩行距離5・5㌔、所要約4時間30分(施設の見学時間を含む)。
同コースにはAR(拡張現実)技術が導入されており、各ポイントで「XR CHANNEL」を起動すると、施設の説明文などが浮かび上がる。11月30日まで。
また、多賀城創建1300年を記念したポスターを制作し、今月中旬ごろから12月末まで首都圏など管内各駅に掲出する。
仙台駅で21、22日に開催する多賀城フェアでは2店舗が出店し、古代米を活用した「カレーパイ」「甘酒ラッシー」や、記念のアクリルスタンドを販売する。多賀城跡の観光情報の発信も行う。10~18時。
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