JR東日本 自動改札機利用の電子チケットのトライアル 「Tabi―CONNECT」活用
12月1日から
JR東日本は17日、MaaS(マース)プラットフォーム「Tabi―CONNECT」を活用して、モバイルSuicaを自動改札機にタッチして利用できる電子チケット(フリーパス)のトライアルを12月1日から行うと発表した。フリーエリア内はもちろん、首都圏のSuica・PASMOエリアと各フリーエリア間の利用にも対応。よりシームレスで利用しやすいサービスにつなげる。
対象となるフリーパスは、「伊東・伊豆高原デジタルフリーきっぷ」と「ときわ路パス(デジタル)」。
Tabi―CONNECTとモバイルSuicaの会員登録後、Tabi―CONNECTのマイページでモバイルSuicaのSuicaID番号を登録して対象のフリーパスを購入。フリーエリア内、首都圏のSuica・PASMOエリアのどの駅からでも利用可能で、登録したモバイルSuicaを自動改札機などにタッチする。Suica非対応の駅の場合は、スマートフォンのフリーパス券面を係員に提示する。
下車駅でモバイルSuicaの残高からいったん運賃を支払う。このうちフリーエリア内の利用分は全額を、フリーエリア外とフリーエリア間の利用分はエリア外の区間分を差し引いた金額を、利用日の翌月末にチャージで返金(キャッシュバック)する。返金の通知から90日以内に受け取り操作が必要。
伊東・伊豆高原デジタルフリーきっぷは、利用・発売期間が12月1日―来年1月31日で、発売当日のみ有効。フリーエリアは伊豆急行線伊東―伊豆高原間。スマホ専用サイト「伊豆navi」で販売する。大人1000円。
ときわ路パス(デジタル)は、12月2~24日と来年2月10日~3月31日の土曜日・休日の設定で、発売当日のみ有効。フリーエリアは、常磐線取手―大津港間、水戸線小田林―友部間、水郡線水戸―常陸太田・下野宮間、鹿島線潮来―鹿島サッカースタジアム間と、関東鉄道常総線・竜ケ崎線、鹿島臨海鉄道線、ひたちなか海浜鉄道線、真岡鐵道線。スマホ専用サイト「ひたちのくに紀行」で取り扱う。大人2180円。
同パスを12月24日までにフリーエリア内のニューデイズで提示すると、購入金額が5%引きとなる(一部商品を除く)。
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