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仙台ターミナルビル 第12回「富県宮城グランプリ」「みやぎの食」振興部門賞を受賞

2024.02.21
表彰式に出席した(右から)村井知事、佐藤部長、坂本さん(JR東北本部提供)

 JR東日本グループの仙台ターミナルビル(TB)は、宮城県内の行政や経済団体、大学などで構成する「富県宮城推進会議」が主催する第12回「富県宮城グランプリ」で、「みやぎの食」振興部門賞を受賞した。

 同グランプリは、同県産業の発展や地域経済活性化への貢献が顕著な企業・団体・個人を表彰するもので、2008年度から実施されている。同振興部門賞は、食産業分野において6次産業化や高付加価値化、販路開拓などに取り組み、地域産業振興への貢献が顕著な企業や団体に贈られる。

 同社は、東日本大震災の津波で被災した仙台市若林区の荒浜地区に「JRフルーツパーク仙台あらはま」を開業し、生産から販売、農業体験まで幅広いサービスを提供。スマート農機やジョイント栽培の導入により、省力化と早期多収を実現したほか、同技術を農業者に発信する取り組みも行っている。

 表彰式は9日に仙台市の県庁で行われ、同社から観光農業部の佐藤浩昭部長と坂本智美さんが出席。村井嘉浩県知事から佐藤部長に賞状が手渡された。

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