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JR東日本スタートアッププログラム2023秋 応募受付中

2023.10.24

 JR東日本とJR東日本スタートアップは、9回目となるベンチャー企業などとのビジネス創造活動「JR東日本スタートアッププログラム2023」秋募集の応募を受け付けている。「地域共創」「デジタル共創」「地球共創(SDGs)」の3項目をテーマに掲げ、一層のオープンイノベーションの推進を目指す。

 同プログラムは、JR東日本の駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップして実現を目指す取り組み。17年度の開始以降、これまでに計111件の提案を採択した。鉄道事業や生活サービス事業、IT・Suica事業など各分野の実証実験を経て、一部の取り組みは実用化に至っている。

 今回の募集テーマは、▽「地域共創」=観光資源の活用やMaaS(マース)などによる新しい旅や働き方、 地域産業との連携による新たなビジネス創出など、沿線生活における駅などの資産の新たな価値創造▽「デジタル共創」=AI(人工知能)やロボティクス、ドローンなどによる生産性向上、Suicaをはじめとしたデータ資産の活用などリアル×デジタルのくらしづくり▽「地球共創(SDGs)」=カーボンニュートラル、エネルギー、サーキュラーエコノミーなど持続可能な社会実現への挑戦。

 対象は、自社の製品やサービス、プロトタイプを有するおおむね起業10年以内の企業。1年以内の実証実験を目指す。

 専用ホームページから応募する。締め切りは12月1日。書類審査、プレゼン審査を経て、来年5月にプランを発表、6月から実証実験を行う。

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