JR水戸支社 水郡線全線開通90周年イベントを展開 レトロ調臨時列車を運転
JR東日本水戸支社は、12月4日に水郡線が全線開通90周年を迎えることを記念して、茨城、福島両県と連携して各種イベントを順次展開する。第1弾として7月6日から、レトロ調ラッピングの臨時列車運転や同線の歴史を紹介するパネル展示、「水郡線縦断マルシェ」などを開催し、12月にかけて同線の魅力を発信する。
90周年イベントのキャッチコピーは「~この町と この路(みち)と~」。ロゴマークには同線の車両や山並みの風景、アユやサイクリングといった沿線の観光素材などをあしらった。
7月6、7日は、レトロ調にラッピングしたキハ110系(2両編成)の臨時列車「懐かしの水郡110系号」を水戸―常陸大子間で運転する。指定席の発売のほか、奥久慈エリアを楽しむ3コースのツアーも設定する。
ツアーは、水郡線車両基地の見学や運転シミュレータ体験などの「水郡線の裏側へ!車両のバックヤード見学コース」(大人2万円、募集10人)、「奥久慈大子大使とめぐる!奥久慈の滝観光コース」(1万5000円、20人)、「夏を満喫!手ぶらでバーベキューとゆったり温泉入浴コース」(1万3500円、同)。JR東日本びゅうツーリズム&セールス(VTS)のウェブサイト「日本の旅、鉄道の旅」であす23日12時から発売する。
このほか、今月26日には山方宿駅の駅前広場で「水郡線縦断マルシェ」を開催。今後、複数の駅で順次実施する。7月26日~8月4日には水戸市民会館で「水郡線歴史パネル展」も開く。
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