鉄道博物館 累計来館者数1400万人達成
さいたま市の鉄道博物館は6日、累計来館者数1400万人を達成した。2007年10月14日の開館から、約16年9カ月での達成。本館1階車両ステーションで記念セレモニーが行われるなど、節目を祝った。
同館は、JR東日本創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして、東日本鉄道文化財団が開館。来館者は翌08年3月に100万人、12年4月に500万人、18年5月に1000万人を突破していた。
1400万人目となったのは、埼玉県から来た5歳と7歳の男児、祖父母の4人。子どもたちはベビーカーに乗っていたころから何度も同館に来ている鉄道好きといい、記念セレモニーでは大場喜幸館長から花束と記念品が手渡された。
転車台の回転・汽笛吹鳴実演では、7歳の男児と祖父の2人がゲスト機関士として、ナッパ服を着てC57135号機の運転台に乗り、汽笛吹鳴を行った。
大場館長は「鉄道博物館は2007年に、神田・万世橋にあった交通博物館からこの大宮の地にやって来ました。この17年間近くで1400万人ものお客さまにご来館いただき、楽しんでいただき、そして私たち鉄道博物館を支えていただいたことに感慨もひとしおです。心より感謝申し上げます」とあいさつした。
1400万人達成を記念して7日から、C57135号機にヘッドマーク、エントランスに横断幕の装飾が施されている。9月30日まで。
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