交通建設 「第2回機械化作業交流会」
将来の合同作業見据え
交通建設はこのほど、JR東日本横浜支社の訓練設備である横浜ベイサイドトレーニングセンター訓練線(横浜市鶴見区)で「第2回機械化作業交流会」を開催した。労働力人口が不足する中、将来の合同作業を見据えて協力会社同士の交流を図り、良いところを取り入れ、施工手順や異常時対応の標準化につなげるのが狙い。同社や協力会社、来賓の永井康裕JR東日本執行役員・鉄道事業本部設備部門長ら、関係者約220人が参加した。
開会式で、菊地正社長は「作業員数が減少する中で機械化は必須。各社が同じ手法や手順といった標準化をしておけば、複数社で施工を行えるようにもなる」とあいさつ。永井部門長は「同じ施工をしても、機械をうまく使いこなす会社もあれば、まだまだ未熟と感じる会社もある。会社同士を見比べるのも大変勉強になる」と述べた。
作業は「施工」「異常時対応」「オペレータ技術」の3部門で行われ、施工部門は道床交換で3社が施工方法を披露。異常時対応部門はクローラーが外れた際の復旧方法について3社が披露した。オペレータ技術部門では、代表6社がマクラギグリッパーにより短マクラギを積み上げ、高さを競った。
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