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JR高崎支社 両毛線知って〝もっと〟好きに 全通135周年でイベント

2024.09.19
記念ロゴマークのデザイン(JR高崎支社提供)

 10月「SL桐生まつり」 多彩な企画、沿線盛り上げ

 JR東日本高崎支社は10月4日から、両毛線全通135周年記念イベントを展開する。「もっと、も~っと両毛線」をキャッチコピーに、デジタルスタンプラリー「ゆるり和ラリー」や、沿線のグルメを楽しんでもらうことなどを目的とした「エキトマチケットキャンペーン」、桐生駅の「SL桐生まつり」など多彩な催しを企画。沿線エリアを盛り上げる。

 両毛線は1889年12月26日に全通した。キャッチコピーには、同線を日ごろから利用している人にも、初めて同線を知った人にも、もっと好きになってほしいとの思いを込めた。

 135周年の節目を盛り上げるため、記念のロゴマークも作成。東日本デザイン&コンピュータ専門学校(前橋市)の学生によるコンペの応募作品から選定したもので、同線開業のルーツでもある絹織物・絹産業にちなみ、沿線8市を表現した柄の織物の連なりをイメージしたデザインとなっている。ロゴマークのヘッドマークを掲出した211系1編成(4両)は8月24日から、同線と信越線などで運行中。

 ゆるり和ラリーは、デジタルスタンプを同線8駅(前橋、伊勢崎、桐生、足利、あしかがフラワーパーク、佐野、栃木、小山)とわたらせ渓谷鐵道2駅(下新田、大間々)、上毛電気鉄道2駅(大胡、西桐生)、東武鉄道3駅(足利市、佐野、館林)、両毛線沿線16施設に設置。ジェイアール東日本企画(jeki)のデジタルスタンプ収集アプリ「エキタグ」をダウンロードして集める。

 賞品コースは4種類あり、両毛線全8駅のスタンプを集めると、限定デジタルスタンプとオリジナルデザイン巾着(先着500人)をプレゼント。このほかの賞でも限定デジタルスタンプがもらえる。

 エキトマチケットキャンペーンは、同線沿線のエキトマチケット加盟店で同チケットを2枚(1000円)以上利用すると、抽選で135人にJRE POINT(期間限定ポイント)を進呈。参加は2枚1口とし、口数が増えるほど当選確率が上がる。当選者は1万㌽1人、5000㌽4人、100㌽100人など。

 SL桐生まつりは、地元関係者と連携して10月12、19日に桐生駅のコンコースと南北ロータリーで開催。12日は「SLぐんまきりゅう」の出発式や、桐生市魅力大使に就任している女優・タレントの大島璃乃さんへの一日駅長任命式、在来線乗務員の仕事についてレクチャーする企画などを実施する。

 このほか、「駅からハイキング」3コースや、両毛線沿線のほほん連絡協議会主催の着付け体験(10、11月、有料)、オリジナル鉄道グッズ販売などもある。

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