JR東日本スタートアッププログラム2023春 大賞にトヨコー
JR東日本とJR東日本スタートアップは6日、ベンチャー企業などと協業して新たなサービスを実現する「JR東日本スタートアッププログラム2023」の春の採択企業による「DEMO DAY」(発表会)をオンラインで開催した。9件の採択案件の中から、総合グランプリのスタートアップ大賞に、トヨコーの「屋外高出力サビ取りレーザーの鉄道構造物への応用検証」が輝いた。
同プログラムは、ベンチャー企業や個人から、JR東日本の駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現する枠組み。2017年度にスタートし、昨年から春と秋の年2回の募集に拡充した。
今回の募集では「地域共創」「デジタル共創」「地球共創(SDGs)」の3テーマを掲げ、寄せられた104件の提案の中から書類・プレゼン審査を経て9件を採択した。
発表会には、柴田裕JR東日本スタートアップ社長、審査員としてJR東日本の喜㔟陽一副社長・マーケティング本部長、伊勢勝巳副社長・イノベーション戦略本部長、伊藤敦子常務・グループ経営戦略本部長や社外審査員らが参加。各発表者は会社の概要や取り組み、JR東日本グループとの協業案などについてプレゼンテーションを行った。
トヨコーの提案は、屋外でも使用可能な高出力サビ取りレーザー装置により、鉄道橋りょうや駅舎設備に使われる鋼材表面の塗膜やサビ、塩分を高レベルで除去し、メンテナンス周期の長期化や作業員の健康負荷を軽減するもの。喜㔟副社長は「われわれが今までできなかったこと、もう一歩踏み込んでやらなければならなかったことに対し、独自の新技術でアプローチの可能性を広げた」と高く評価した。
このほか、優秀賞に建ロボテックの「鉄道高架橋上での作業に必要な資機材運搬補助ロボットの開発」、審査員特別賞にAgnaviの「酒蔵×一合缶×鉄道IPによる地方創生」が選ばれた。
検索キーワード:JR東日本
3,626件見つかりました。
3621〜3626件を表示
-
2023.10.18 JR東日本 予定・計画・施策
JR盛岡支社など 花輪線荒屋新町駅事務室で写真展示会
JR東日本盛岡支社と岩手県八幡平市は29日、花輪線荒屋新町駅事務室で、沿線の写真や同駅に関係する物品などを紹介する展示会を開催する。
-
2023.10.18 JR東日本 営業・事業・車両
JR首都圏本部 「ハチ公 生誕100年記念入場券」を発売
JR東日本首都圏本部は11月11日10時から、「ハチ公 生誕100年記念入場券」を発売する。