JR新潟支社など 「JRE Local Hub 燕三条 in Tokyo Station」が開幕
会期、出展企業数が拡大
JR東日本新潟支社と新潟県三条市、ドッツアンドラインズ(同市)による「JRE Local Hub 燕三条 in Tokyo Station」が2日、東京駅構内のイベントスペース「スクエア ゼロ」で始まった。8日までの期間中、上越新幹線燕三条駅構内の地方創生型ワークプレイスが東京駅に〝出張〟し、燕三条エリアの発信を通じて、ものづくり産業の活性化・流動創出を図る。初日から急きょ商談が開かれるなど、早くも注目を集めている。
昨年に続き2回目の開催で、会期は5日間から7日間に、出展企業は3倍以上の30社超に拡大。カトラリーや包丁などの金属製品をはじめ、シャフト加工の技術を生かしたボールペン(後藤鉄工所)、廃棄米を原料としたプラスチックでできた食器(清水商事)、道具の持ち手部分(柄)を製造する木工会社が作った香水(マサコー山口木工)など、バラエティー豊かな製品が並ぶ。
今年はビジネスマッチングを充実させ、駅構内に商談用の個室も用意している。開催時間は11~20時。
初日は会場でオープニングセレモニーが開かれ、白山弘子JR東日本執行役員・新潟支社長・同支社鉄道事業部長、三条市の滝沢亮市長、ドッツアンドラインズの齋藤和也代表取締役が出席。
白山支社長は「燕三条の技術の光る産品をぜひ手に取って魅力を感じてほしい。燕三条の地域や産業の活性化につながり、交流が生まれることを期待している」、滝沢市長は「県央地域に足を運ぶきっかけになれば」とあいさつ。齋藤代表取締役は「会場では職人の熱のこもった声を聴き、品物の良さを感じ取ることができる」とPRした。続いて、燕三条製のはさみを使ってテープカットが行われた。
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